パイロットペン習字通信講座の口コミは？初心者より中級者向け？

パイロットペン習字通信講座を受けようか悩んでいませんか？

実際の口コミも気になりますよね。

僕もどのペン字講座を受けるか悩み、パイロットの口コミも調べまくりました。

調べてわかったのは、以下のこと。

SNSやインターネット上でも「初心者にはちょっと難しめ」との口コミをよく見かけました。

パイロットペン習字に入会しました。系統はBにしようと思います。級位認定課題の練習用お手本を、漢字は日ペンの硬筆字典で、平仮名はパイロットB系統のテキストでお手本を拾って作ってみましたが、これ…初めてペン字を始める人にはハードルが高いね…日ペンでスタートして良かったと思いました。 pic.twitter.com/D176ABEu4X

— 尼僧のひさこむ (@hisacom5) September 16, 2020

逆にペン字経験者・中級者には、安いのにしっかり添削を受けられるいい講座だと思います。

そこで、本記事では

自分に向いてないとわかれば、受講して後悔することも避けられますよ。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

パイロットペン習字通信講座の口コミから見る、5つのメリット！初心者でもOK？

まず始めに、僕はパイロットペン習字通信講座ではなく「日ペンのボールペン習字講座」を受けました。

というのも、僕はペン字初心者であり、SNSやネットでパイロットの口コミを調べ尽くた所、ちょっと難易度が高そうと感じたからです。

まずはいい点からまとめます。

他講座よりも受講料が安い

ペン字通信講座の価格は約1万円～5万円と差があります。

その中でもパイロットペン習字通信講座は4番目に安い講座で、税込み17,600円です。

次に紹介しますが、添削回数が12回とトップクラスの充実ぶりで1万円台なのはパイロットだけ。

とは言え、安い理由があるので後で説明を。

添削回数が多い

ペン字講座の魅力の1つが、一流講師の添削。

その添削も3回～18回と各講座で違います。

パイロットペン習字通信講座は12回も添削があり、他講座と比べても多い方です。

書風（字の形）を4種類の中から選べる

これもパイロットならではの特徴です。

他講座では書風は決まっていますが、パイロットでは4つの書風から好みの書風を選べます。

美文字になるためには、ペン字講座を続ける必要があります。

講座を続けるためには、自分の好みの書風を選ぶのが大切です。

好きでないお手本では、続けるモチベーションが保てないですからね。

SNSを利用している受講者が多い

僕の主観ではありますが、SNSを利用している受講者が多い印象です。

実際に僕もSNSを利用していますが、メリットだらけですよ。

一人では挫折しそう…という方はSNSを利用することをオススメします。

歴史が長い

公式サイトにこんな紹介文があります。

手書き文化に対する文化支援事業として50年以上運営

引用：パイロットペン習字通信講座HP

50年以上の老舗講座ですし、あの大手であるパイロットが運営しているので安心ですね。

パイロットペン習字通信講座の口コミから見る、5つのデメリット！初心者はには難しい？

「安いし書風も選べるし、パイロットでいいじゃん」と決めるのは待ってください。

たしかに安いんですが、理由があります。

デメリットもまとめますね。

テキストが初心者には少し難しいかも

僕もペン字講座を受けたからわかりますが、美文字になるためにはたくさん書くレッスンが必要です。

なぞり書き→見て書くという形がオススメですが、パイロットではそれができません･･･

他講座のテキストとの違いは？

まずはＣＭでもおなじみ、有名なユーキャンの実用ボールペン字講座から。

「ひらがな・カタカナ偏」テキストの目次ですが、ほとんどが書いて練習するページ。

順序立てて進められます。

字の解説がしっかりあり、書く練習がたくさんできる仕様。

漢字の練習もこんな感じ↓

実用的な内容です↓

たっぷりと字の練習ができ、解説も豊富。

よく使うフレーズを中心にレッスンでき、効率的かつ実用的。

実用ボールペン字講座のテキストをもっと見たい方は、以下の記事もどうぞ。

続いて、こちらも人気老舗しにせ講座、日ペンのボールペン字講座。

「ひらがな偏」テキストですが、やはりほとんどが書いて練習するページ↓

字の解説・書いて練習する箇所たっぷり↓

「漢字偏」テキストも同様↓

似た形の字をまとめて練習できるから効率よくキレイな字になります。

日ペンのテキストをもっと見たい方は以下の記事もどうぞ。

つまり、ユーキャンや日ペンなどはペン字初心者向けでも取り組みやすく、成果が出やすい以下のような内容になっています↓

他の多くのペン字通信講座もそうなっています。

一方、パイロットのテキストは練習できる箇所が少なく、進め方を自分で考える必要があります。

テキスト通りに進めればOKといった内容ではありません。

安い分、テキストが難しい。これが最大のデメリット。

ちょっと辛辣ですが、他の方の意見も･･･↓

・親切なカリキュラムの説明なんて全くない

・パイロット講座が「初心者には厳しい」と言われている所以ゆえん

・自分の練習方法を確立するまで大変

引用：美文字への道！！

氏名住所の手本・添削がない

考えてみてください。あなたが一生の内でもっとも書く字はなんでしょう？

答えは「氏名住所」です。

だからこそ、プロが書いた氏名住所のお手本をもらい、添削してもらい、キレイに書けるようになりたいもの。

ユーキャン実用ボールペン字講座のお手本と添削です↓

日ペンの氏名住所のお手本例です↓

添削はこんな感じです↓

パイロットペン習字通信講座では、氏名住所のお手本も添削もありません。

残念ですが、お手本をもらうためには別料金を支払わないといけませんし、添削はしてもらえません。

「ペン字楷書お名前通信講座」を別料金（11,000円）で受講すれば、お手本や添削がありますよ。

提出課題のお手本がない

パイロットペン習字講座の課題は習字をやる前に集字をしなくてはいけないのだが、

スマホで撮影・歪み調整
コントラスト調整
モノクロ2値化
そうやって下ごしらえした字を位置やサイズを合わせながらまとめる
プリンターで印刷

これを毎月するのかと思うと気が遠くなる。 pic.twitter.com/s2LRaitnb7

— QPmayonese (@QPmayonese) May 12, 2020

パイロットペン習字通信講座では、課題が2種類あります。

①講座の添削課題と、②級位認定課題です。

添削課題には手本がありますが、級位認定課題には手本がないので自分で手本を作成する必要があります。

以下、課題の提出方法です。

再度説明します。

添削・級位認定課題とも、教材の一つである「わかくさ通信」を見て当月の課題を確認↓

添削課題はお手本があるのに対し、級位認定課題はお手本がありません。

添削課題は「学習ガイド」で手本を確認。

級位認定課題は、お手本がないので自分で作る必要があります。

別売りの字典（2,000～5,000円ほど）を用意し、自力でお手本を作ってから練習します。

これが慣れるまで大変みたいです。

こちらの記事がわかりやすいです↓

他講座の添削の流れ

ユーキャンや日ペンでは以下の流れです。

もちろん、お手本もバッチリありますし、解説やポイントもたっぷりしてくれます。

日ペンでは、添削時に級位認定もしてくれますので、その点は楽でうれしかったですよ。

上記したように、テキスト通りに進めるだけなので。

最近になり値上げした

2022年3月までは新規入会を停止しており、それまでは講座料金は13,200円でした。

4月から入会受付を再開していますが、4,000円ほど値上げしています。

他講座は据え置きの値段なのでちょっと残念･･･

万年筆での学習を推奨

これはデメリットになるか微妙なところですが、パイロットは万年筆での学習を推奨しています。

万年筆は好き嫌いが分かれる文具なので、万年筆が苦手な方は向いていないかも知れません。

【まとめ】パイロットペン習字通信講座は、ペン字初心者向けではないかも

パイロットのペン習字講座が受付ストップしているのが残念なのだが、パイロットの講座は割と中級者向けだと聞いたので、まぁいずれ。

— 実花 (@mimimi_run) September 25, 2021

メリットも多いパイロットですが、低価格であるが故ゆえのデメリットも･･･

「ペン字初心者向けではない」との口コミ・意見をよく目にしますが、日ペンを受けた僕から見てもそう思います。

どちらかといえば、ペン字経験者や中級者向けなのではないかと思います。

　

パイロットペン習字通信講座が向いている人、向いてない人

向いている人

パイロットペン習字講座は、数あるペン字講座の中でもかなり安い講座です。

ただ、それだけにテキストもやや物足りない内容で、テキスト通りに進めればいいという内容ではありません。

また、級位認定課題にも取り組みたい方は自力でお手本を作る必要があるため、そこまでの時間を作れる方にはパイロットはオススメです。

朝活書写などの経験者・中級者なら、パイロットペン習字通信講座でも十分に効果を発揮できるかもしれません。

向いてない人

字をキレイにしたい！そのためなら多少投資しても構わない！

と、ゼッタイに自分の字を変えたい方は、パイロットペン習字通信講座より高いですが他講座の検討をオススメします。

すでに紹介した、220万人の受講者を誇るユーキャンや、添削満足度93％の日ペンなどは初心者向けで、やって間違いない講座ですよ。

パイロットにはない氏名住所の添削とお手本もあり、名前も住所も美しい字で書けるようになりますよ。

ユーキャンと日ペンを比較した記事もあるのでよければ読んでみてください。

【まとめ】パイロットペン習字通信講座の口コミはいいけど、初心者より中級者向けかも

パイロットペン習字講座は、歴史もあり受講費も安く、書風も選べて添削回数も多いといった魅力があります。

一方、他講座と比べてテキストはやや中級者向け。

ペン字初心者さんや「テキスト通りに進めれば美文字になれる、やさしいテキストがいい」、「氏名住所もしっかり添削して欲しい」。

そんな方には他講座をオススメします。

14あるボールペン習字通信講座を徹底比較してオススメ3講座をまとめた記事もあるのでお役立てください。

パイロットペン習字講座を受けたい方は、以下のリンクからどうぞ。

＞＞パイロットペン習字通信講座 公式サイト

最後まで読んでいただきありがとうございました。